こんなお悩みありませんか?
「湿布をもらったけど、夜のズキズキだけは変わらない」「寝返りのたびに目が覚めて、朝がつらい」──そんな日が続くと、「このまま夜ぐっすり眠れる日は来ないのかな」と不安になりますよね。
・寝返りを打つたびに肩がズキッとして目が覚める
・痛い側を下にしないように気をつけているのに、夜中に何度も起きる
・朝起きた時から肩も首もガチガチで、一日のスタートがつらい
・整形外科で「五十肩ですね」と言われたけど、湿布と痛み止めだけで夜の痛みが変わらない
・痛みで寝不足が続いて、日中の仕事や家事にも集中できない
五十肩の夜間痛は、「我慢すればそのうち治る」と思いがちですが、実は寝方や生活の中の動作が関わっていることが少なくありません。
生活の中でこういう時につらくなりやすいです
五十肩の夜間痛は、「夜だけ」の問題に見えて、実は日中の生活動作の積み重ねが影響しています。
たとえばデイサービスや介護の仕事をされている方なら、利用者さんを支えたり、車いすからの移乗を手伝ったりする場面があります。腕で抱える・支えるという動作は、肩をすくめたまま力を入れる姿勢になりやすく、肩まわりに負荷がかかり続けます。
帰宅後も、車から降りて買い物袋を持ち、冷蔵庫に入れ、上着を脱ぎ、洗濯物を取り込む。一つひとつは小さな動作ですが、「手を上げる」「腕を後ろへ回す」「荷物を抱える」──五十肩が苦手になりやすい動きが、夕方に集中します。
お風呂で髪を洗う時、背中に手を回す時にズキッとくる方も多いです。
こうした負荷が一日かけて積み上がった状態で布団に入ると、寝返りの瞬間に肩が"ひっかかる角度"に入りやすくなります。痛い側を下にしていなくても、腕の重みや寝返りの勢いで肩が動いてしまい、ズキッと目が覚める。
週末にまとめて草刈りや片付け、車の洗車、孫の抱っこなどをした日は、その夜の寝返り痛がいっそう強くなりやすいです。翌日は首から肩にかけてこわばりが残り、「またか」と感じる方も少なくありません。
なぜ長引きやすいのか
五十肩の夜間痛が長引きやすい背景には、いくつかの要因が重なっています。
まず、五十肩には「時期」があります。最初の時期は炎症が強く、じっとしていても痛みが出やすい段階です。この時期は夜間痛も強くなりやすく、眠れないことで疲労が重なり、痛みを感じやすい状態が続く悪循環に入りやすくなります。
次に、寝返り・着替え・洗髪・手を伸ばすといった「毎日避けられない動作」が多いことです。これらは五十肩で制限されやすい代表的な動作で、知らないうちに"痛い角度"を一日に何度も繰り返してしまいます。意識して避けようとしても、生活の中では完全に避けるのが難しい動きばかりです。
そしてもう一つ、見落とされやすいのが「肩以外の動き」です。肩が痛いと、無意識に首や背中を固めてかばうようになります。肩甲骨まわりや胸まわりの動きが減ると、肩にかかる負担を逃がす余裕がなくなり、同じ寝返りでも肩への刺激が大きくなります。
つまり、「肩が痛い→かばう→首肩が固まる→さらに逃がしが効かなくなる→夜の痛みが続く」という流れが、日常の中で静かに進んでいきます。
湿布や痛み止めでその場の痛みが下がっても、この流れ自体は変わらないため、「通っているのに夜だけ変わらない」と感じやすいのです。
よくある誤解
五十肩の夜間痛について、よくある誤解を整理します。
「夜だけ我慢すればそのうち治る」
五十肩は時間とともに落ち着いていく面もありますが、夜眠れない日が続くと疲労が蓄積して回復が遅れやすくなります。「待っていれば治る」と放置するよりも、今の段階でできる対処を始めるほうが、結果として楽になるまでの期間が短くなりやすいです。
「とにかく動かさないほうがいい」
炎症が強い時期に無理に動かすのは逆効果ですが、まったく動かさないでいると、肩まわりはどんどん硬くなっていきます。時期に合わせて「痛みが出にくい範囲で少しずつ動かす」ことが大切です。
「痛いほど伸ばせば早く治る」
これも時期によっては逆効果です。特に炎症が強い段階で無理にストレッチすると、かえって痛みが増すことがあります。「頑張って伸ばしているのに良くならない」という方は、今の段階に合っていない可能性があります。
「肩の問題だから、肩だけ治せばいい」
肩の痛みには、姿勢や肩甲骨の動き、胸まわりの硬さなど、肩以外の要素が関わっていることが少なくありません。肩だけを見て終わると、同じ負荷のかかり方が続いて痛みが戻りやすくなります。
「整形外科か整体か、どちらか一つでいい」
五十肩の夜間痛がつらい場合、まず整形外科で診てもらうことが大切です。五十肩に似た症状でも、腱板断裂や石灰沈着性の炎症など、別の原因が隠れている場合があります。画像検査で確認してもらった上で、肩まわりの動きや姿勢、生活動作の問題は整体で見直す──という使い分けが現実的です。
当院ではこう見ています
当院では、「肩が痛い場所」だけを施術して終わりにはしません。
五十肩で夜眠れない方の体を診ていると、肩だけでなく、肩甲骨まわり・胸まわり・背中の筋膜が広い範囲で硬くなっていることが多いです。肩を動かす時に、周囲で"逃がしてくれる"はずの部分が動かなくなっている状態です。
たとえば、介護の仕事で抱える動作が多い方は、胸の前側の筋膜が縮んで肩が前に引っ張られやすくなっています。デスクワークの方も同じ傾向があります。この状態で寝返りを打つと、肩の逃げ場がないまま動いてしまうので、痛みが出やすくなります。
当院では、筋膜の硬さやつながり(連鎖)を手で触れて確認しながら、肩だけでなく、肩甲骨・胸まわり・背中の動きを整えていきます。「痛い場所」ではなく「痛くなる場面」から逆算して、どこの動きが足りないのかを見立てます。
施術だけで終わらず、「寝る時の腕の置き方」「朝起きた時の動き出し方」「仕事中に負荷を逃がすちょっとした動作」など、日常の中で続けられる工夫もお伝えしています。
施術+生活動作の見直し+今の段階に合った最小限の運動。この3つを組み合わせて、「夜ちゃんと眠れる」状態を一緒に目指します。
院長の川端は、理学療法士・作業療法士として30年以上・4万件以上の臨床経験があります。五十肩は時期によってやるべきことが変わるため、今のあなたの段階に合わせた対応ができることが、経験の強みだと考えています。
「整形で診てもらったけど、夜の痛みが変わらない」「この症状で整体に行っていいのか分からない」──そう感じている方こそ、まずはご相談ください。無理に通院をすすめることはありません。今の体の状態を一緒に確認するところから始めています。
まとめ
五十肩の夜間痛は、ただ「寝方を変える」「湿布を貼る」だけでは変わりにくいことがあります。日中の生活動作の積み重ね、肩をかばって固まった首や背中、肩甲骨まわりの動きの減少──こうした要素が重なって、夜の寝返りで痛みが出やすい体になっていることが少なくありません。
まずは整形外科で肩の状態を確認してもらうこと。その上で、「なぜ同じ寝返りで毎晩起きるのか」を、肩だけでなく姿勢や生活動作まで含めて見直してみること。
「整形には行ったけど、夜のつらさが変わらない」と感じているなら、それは体の使い方や動きの問題が残っているサインかもしれません。うるま市で、その部分を一緒に見直せる場所があることを、知っておいていただければと思います。



